第3号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く)7名選任の件

取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本議案において同じ。)全員(7名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。

つきましては、取締役7名(うち社外取締役3名)の選任をお願いいたしたいと存じます。

なお、本議案に関して当社監査等委員会は、取締役会の監督と執行の在り方及び取締役候補者の選任基準等を確認し、検討しました。その結果、各候補者の選任に係る審議・決定プロセスは適切であり、かつ、全ての候補者について適任であると判断しております。

取締役候補者は、次のとおりであります。

  • 尾賀(おが) 真城(まさき)
    再任
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    生年月日 満63歳(1958年12月2日生)
    取締役在任年数(本総会終結時) 5年
    所有する当社株式の数 24,001株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    取締役候補者の選任理由 尾賀真城氏は、当社の代表取締役や事業会社の代表取締役社長を務めるなど、経営者として豊富な経験・実績・見識を有しております。当社のグループ経営の推進とコーポレートガバナンスの強化に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1982年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2006年10月
    サッポロビール株式会社(新会社) 首都圏本部 東京統括支社長
    2009年3月
    同社 執行役員 北海道本部長
    2010年3月
    同社 取締役 兼 常務執行役員 営業本部長
    2013年3月
    同社 代表取締役社長
    当社 取締役 兼 グループ執行役員
    2015年3月
    当社 グループ執行役員
    2017年1月
    当社 グループ執行役員社長
    3月
    当社 代表取締役社長(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
  • 松出(まつで) 義忠(よしただ)
    新任
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    生年月日 満56歳(1966年1月2日生)
    取締役在任年数(本総会終結時)
    所有する当社株式の数 1,054株
    取締役会出席回数
    取締役候補者の選任理由 松出義忠氏は、事業会社の経理・財務部門を長く経験し責任者を務めるなど、経理・財務部門全般に関する経験・知識・見識を有しております。子会社の代表取締役社長を務めるなど生産・マーケティング改革の経験もあり、サッポログループの経営・成長戦略の推進に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1988年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2010年9月
    当社 経理部長
    2011年3月
    当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役グループ経理部長
    2012年3月
    サッポロビール株式会社 経理部長
    2016年9月
    宮坂醸造株式会社(現・神州一味噌株式会社)代表取締役副社長
    2018年3月
    同社 代表取締役社長
    2019年3月
    当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役経理部長
    10月
    当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役経理部長 兼 サッポロ不動産開発株式会社 取締役執行役員
    2020年3月
    当社 グループ執行役員 経理部長 兼 サッポロビール株式会社 経理部長(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
  • 佐藤(さとう) 雅志(まさし)
    新任
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    生年月日 満55歳(1967年2月15日生)
    取締役在任年数(本総会終結時)
    所有する当社株式の数 5,165株
    取締役会出席回数
    取締役候補者の選任理由 佐藤雅志氏は、事業会社のエンジニアリング部門をはじめとする生産技術部門を幅広く経験するとともに、事業会社の取締役として経営企画部門の責任者を務めるなど、経営全般に関する経験・知識・見識を有しており、サッポログループの経営・成長戦略の推進に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1989年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2011年3月
    サッポロビール株式会社(新会社)エンジニアリング部長
    2016年3月
    同社 仙台工場長
    2019年7月
    同社 仙台工場長 兼 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 SCM本部 仙台工場長
    2020年3月
    同社 取締役執行役員(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
  • 松風(しょうふう) 里栄子(りえこ)
    新任
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    生年月日 満54歳(1967年7月13日生)
    取締役在任年数(本総会終結時)
    所有する当社株式の数 0株
    取締役会出席回数
    取締役候補者の選任理由 松風里栄子氏は、事業会社の経営戦略部門の責任者や海外子会社のCEOを務めるなど、経営全般に関する経験・実績・見識を有しております。当社グループ以外でのマーケティング・ブランド戦略の豊富な経験もあり、サッポログループのグローバル展開、経営・成長戦略の策定及び推進に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1990年4月
    株式会社博報堂入社
    2007年6月
    同社 コーポレートデザイン部長
    2011年8月
    博報堂コンサルティング株式会社 執行役員 エグゼクティブ・マネージャー
    2015年5月
    株式会社センシングアジア 代表取締役(現在に至る)
    2016年4月
    ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社経営戦略本部副本部長 兼 経営戦略部長
    2017年3月
    同社 経営戦略本部長 兼 経営戦略部長
    2018年3月
    Pokka Corporation (Singapore) Pte. Ltd. グループCEO
    2020年1月
    Pokka Pte. Ltd. グループCEO
    (現在に至る)
    2020年7月
    サッポログループ食品株式会社 取締役専務執行役員(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
  • マッケンジー・(Mackenzie)
    クラグストン(Clugston)
    再任
    社外
    独立
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    生年月日 満71歳(1950年6月19日生)
    取締役在任年数(本総会終結時) 4年
    所有する当社株式の数 0株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    社外取締役候補者の選任理由及び期待される役割の概要 マッケンジー・クラグストン氏は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、当社が事業展開を進める北米・東南アジアの外交・貿易の分野で高い見識を有しております。その豊富な経験・実績・見識から、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。また、グローバル展開を推進する当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1982年6月
    カナダ外務・国際貿易省入省
    2000年8月
    在大阪 カナダ総領事
    2003年8月
    駐日カナダ大使館公使
    2009年8月
    インドネシア共和国大使 兼
    東ティモール民主共和国大使 兼
    東南アジア諸国連合(ASEAN)大使
    2012年11月
    駐日カナダ特命全権大使
    2016年9月
    当社 顧問
    2018年3月
    当社 社外取締役(現在に至る)
    独立性に関する考え方 マッケンジー・クラグストン氏は、2016年9月に当社顧問に就任し、当社経営は同氏からアドバイスを受けておりました。顧問としての報酬は同氏の有する経験・見識に基づく当社の経営への助言に対する対価として支払われたもので、年間の報酬額は500万円以下であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しています。なお、同氏は、2018年3月に当社社外取締役選任に伴い当社顧問を退任しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 亀田製菓株式会社 社外取締役 / 関西学院大学 特別任期制教授 / 日本特殊陶業株式会社 社外取締役
  • 庄司(しょうじ) 哲也(てつや)
    再任
    社外
    独立
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    生年月日 満68歳(1954年2月28日生)
    取締役在任年数(本総会終結時) 1年
    所有する当社株式の数 456株
    取締役会出席回数 10/10回(100%)
    社外取締役候補者の選任理由及び期待される役割の概要 庄司哲也氏は、事業法人の社長としての豊富な経験・実績・見識を有し、企画・人事総務・グローバル展開・DXの推進におけるこれまでの経験に基づき、執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。また、グループ経営体制の強化など当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1977年4月
    日本電信電話公社入社
    2006年6月
    西日本電信電話株式会社 取締役 人事部長
    2009年6月
    日本電信電話株式会社 取締役 総務部門長
    2012年6月
    エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役副社長
    2015年6月
    同社 代表取締役社長
    2020年6月
    同社 相談役(現在に至る)
    2021年3月
    当社 社外取締役(現在に至る)
    独立性に関する考え方 庄司哲也氏は、2020年6月までエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の業務執行に携わっておりました。現在、当社子会社との間で同社との取引がありますが、直近の事業年度における当社の連結売上収益及び同社の連結営業収益それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも0.2%未満であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 相談役 / 三菱倉庫株式会社 社外取締役 /
    日立造船株式会社 社外取締役 / 日本たばこ産業株式会社 社外取締役(2022年3月23日就任予定)
  • 内山(うちやま) 俊弘(としひろ)
    新任
    社外
    独立
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    生年月日 満63歳(1958年11月28日生)
    取締役在任年数(本総会終結時)
    所有する当社株式の数 0株
    取締役会出席回数
    社外取締役候補者の選任理由及び期待される役割の概要 内山俊弘氏は、事業法人の社長としての豊富な経験・実績・見識を有し、海外駐在・調達・経営企画・IR・CSRにおけるこれまでの経験に基づき、執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。また、グループ経営体制の強化など当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当 1981年4月
    日本精工株式会社入社
    2008年6月
    同社 執行役 経営企画本部副本部長
    2009年6月
    同社 執行役 経営企画本部長
    2010年6月
    同社 執行役常務 IR・CSR室担当、経営企画本部長
    2012年6月
    同社 取締役執行役常務
    2013年6月
    同社 取締役代表執行役専務
    2015年6月
    同社 取締役代表執行役社長
    2017年6月
    同社 取締役代表執行役社長 CEO
    2021年4月
    同社 取締役会長(現在に至る)
    独立性に関する考え方 内山俊弘氏は、2021年3月まで日本精工株式会社の業務執行に携わっておりましたが、同社と当社及び当社子会社との間に取引はなく、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 日本精工株式会社 取締役会長

(注)

  • 各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
  • 所有する当社株式の数には、サッポログループの役員持株会及び社員持株会における持分を含めた実質持株数を記載しております。
  • 当社は、マッケンジー・クラグストン氏及び庄司哲也氏との間で、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結しており、両氏の再任をご承認いただいた場合には、当該契約を継続する予定であります。また、内山俊弘氏の選任をご承認いただいた場合には、当社は同氏との間で同様の責任限定契約を締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類35頁に記載のとおりであります。
  • 当社は、尾賀真城氏、マッケンジー・クラグストン氏及び庄司哲也氏との間で、会社法第430条の2第1項に規定する補償契約を締結しており、各候補者の再任をご承認いただいた場合には、各氏との当該契約を継続する予定であります。また、松出義忠氏、佐藤雅志氏、松風里栄子氏及び内山俊弘氏の選任をご承認いただいた場合には、当社は各氏との間で同様の補償契約を締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類35頁に記載のとおりであります。
  • 当社は、取締役全員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しており、各候補者が取締役に選任され就任した場合には、各候補者は当該保険契約の被保険者となります。また、2022年4月1日に当該保険契約を更新する予定であります。なお、当該保険契約の概要は、本招集ご通知添付書類36頁に記載のとおりであります。